国際ブランド別審査基準

■甘い?厳しい?JCBブランドの審査

クレジットカードは審査があるため、必ずしも欲しいものを手にすることはできません。
JCBブランドの審査は、どのように行われているのでしょうか。

JCBブランドのクレジットカードの審査基準は、発行元により異なります。
やや審査が厳しいとされているのは、JCBのプロパーカードです。
クレジットカードの審査は銀行系となります。
JCBカードは銀行系に分類されますので、クレジットカードの中でも審査は厳しいと見て良いでしょう。
審査基準は公にはされていませんが、ある情報によると一般カードでも年収300万円以上、正社員が望ましく勤続年数は5年以上が必要といった条件が、審査通過の目安だそうです。
なかなか厳しい条件と言えるでしょう。
ただ現在はクレジットカードの審査基準は引き下がっているとも言われています。
JCBプロパーでも一般カードであれば、年収200万円程度の非正規社員でも、発行できているケースはあります。
勤続年数も1年以上あれば、審査通過できる可能性は出てくるでしょう。

また女性向けのJCB LIND、リボ払い専用のJCB EITといったクレジットカードは、一般カードよりも審査には通りやすいようです。
JCBブランドのプロパーカードが欲しいけれど審査が心配…という場合は、まずはJCB LINDAやJCB EITを発行するのがおすすめです。
利用実績を積めば、JCB一般カードやJCBゴールドも発行しやすくなります。

JCBブランドの提携クレジットカードの場合は、審査基準はさまざまです。
それぞれのクレジットカードのサイトなどで、審査基準や申込基準を確認する必要があります。
審査に通りやすいとされているのは、流通系のクレジットカードです。
イオンカード、楽天カードなどは、審査に通りやすいJCBブランドのクレジットカード代表となるでしょう。
そしてライフカードも審査に通りやすいJCBブランドのクレジットカードのようです。
ライフカードは信販系なので流通系よりは審査が厳しいとされていますが、ライフカードの親会社は消費者金融のアイフルです
消費者金融系のクレジットカードという見方もでき、審査基準はそれほど高くないとされているのです。
審査が甘いクレジットカードであれば、アルバイトやパートなどの非正規社員でも審査通過できる可能性が高いですし、安定した収入さえあれば高い年収がなくても発行できるでしょう。
収入がない専業主婦でも、配偶者に安定収入があれば発行できることもあります。

■VISAブランドの審査は厳しいのか?

クレジットカードに申込みをすると、必ず行われるのが審査です。
審査がないクレジットカードは存在していません。

VISAブランドのクレジットカードは、審査がどうなっているのか気になりますよね。
審査が厳しいのでしょうか。

VISAブランドのクレジットカードの審査基準は、発行元により異なります。
VISAは自社で発行しているプロパーカードがありません。
すべてライセンス契約をしている提携クレジットカードですので、VISA自体は審査にかかわっていません。
そのため審査は発行元にまかせられており、審査基準はそれぞれになっているのです。

審査基準で一般的に言われているのは、銀行系は審査が厳しいということです。
銀行系となるのは三井住友カードや三菱UFJニコスなどです。
銀行系のVISAブランドのクレジットカードは、審査通過がやや困難と言えるかもしれません。

その次に審査が厳しいとされるのは信販系です。
ジャックスカードやニコスカードが、信販系クレジットカードとなります。

比較的審査に通りやすいとされるのは、流通系やEC系のクレジットカードです。
イオンカードや楽天カードなどが流通系となっています。
審査に通りやすいクレジットカードが良いなら、流通系が発行するVISAブランドがおすすめとなるでしょう。

またクレジットカードは、グレードによっても審査基準が異なります。
クラシックカード(一般カード)よりも、審査が厳しいのはゴールドカードです。
さらにプラチナカード、ブラックカードとグレードが上がっていくほど、審査に通りにくくなります。
審査が緩い流通系のクレジットカードでも、ゴールドカードやプラチナカードだと審査通過は難しいと思っておいた方が良いでしょう。

クレジットカードの国際ブランドで、審査が厳しいとされているのはアメックスとダイナースクラブです。
ダイナースクラブは提携クレジットカードがなく、自社発行のプロパーカードのみとなります。
種類が少なく審査も厳しいので、誰でも発行できるクレジットカードではないでしょう。
ダイナースクラブに比べると、VISAは庶民的なクレジットカードブランドと言えそうです。
アメックスはプロパーカードは審査が厳しいですが、提携クレジットカードはそれほどでもない…とも言われています。
プロパーカードとなるアメリカンエクスプレスカード(グリーンカード)なんかより、クレディセゾンと提携発行されているセゾンアメックスシリーズの方が発行しやすくなっています。

■ダイナースはどのような審査をするブランドなのか

クレジットカードの中でも特に審査が厳しいと言われているのがダイナースクラブとアメリカン・エキスプレス・カードの二つです。これらのクレジットカードはいわゆるステータス性が高いクレジットカードと言われ、様々な側面から審査され通ったとしても他のクレジットカードに比べ年会費が高額となっています。今回はそんなステータス性が高いダイナースクラブについて、どのような審査を行っているのか経験や体験談を元に考察してみたいと思います。

まず、ダイナースクラブの公式サイトにある申込み条件を見てみましょう。内容としては次のようになっています。
・申込資格は27歳以上
あれ、なんか拍子抜けしてしまいますよね。クレジットカードと言えば様々な条件が公開されていることが多いのですが、ダイナースクラブは年齢制限だけを公開しています。つまり、それ以上の条件は実際に申し込んでみないと分からない仕様となっているのです。ここで参考までに「カード発行クイック診断」と呼ばれる公式サイトで以前公開されていた質問リストも確認してみましょう。
1.ご年齢
2.ご年収: 万円(税込)
3.直近3ヵ月以内にクレジットカードのご利用はありましたか?
4.過去1年以内にクレジットカードのお支払が1ヶ月以上遅れたことがありましたか?
との内容です。内容としては至って普通の内容でありますが、年齢や年収を重視しているような傾向が見て取れます。因みにここの入力内容に26歳以下を入力したり年収に500万円未満を入力すると、審査が先に進まない仕様でしたのである程度ここに審査のラインがあるということが以前は判断可能でした。

一昔前は年齢も30歳を超えているような人でなければ発行が難しかったのですが、最近では年齢に関しても年収に関してもかなりボーダーは低くなっているような印象を受けています。また信用情報機関の参照に関しても「CIC」のみとされていますので、そこまで信用情報については重要視せずにダイナースクラブ独自の審査基準を用いて判断していると推測することが出来るでしょう。
発行に関しては経験談も元に判断すると、一定の基準を満たしていればそこまで難しくなくなっているのではというのが本音です。以前は尋常ではない難しさがあったのですが、発行が三井住友グループへ移管されたこともあり審査基準を下げたとの推測も可能です。結論としてダイナースクラブの審査は今までの傾向からすると年収500万円以上で27歳以上あれば問題ないと思われます。ですが、他のクレジットカードの発行状況などにも左右される部分はありますのでまずは申し込んでみても良いかもしれません。

■アメックスの審査は他社と同じなのか

ステータスを示すクレジットカードの代表格となっているアメックスですがその審査はどうなっているのでしょうか。以前はアメックスといえば20代後半から、アメックスのゴールドともなれば30代になってからというのがクレジットカード業界の認識でした。しかし、最近ではアメックスの審査に関しては少し基準が下がってきているように思えます。決してブランドの価値が下がったわけではなく、多くの方にその魅力を感じてもらいたいということが背景にあるのでしょう。

さて、審査の基準ですが最近では概ね以下のような収入や金融状況であれば審査の対象となるようです。
・20代半ば~ 年収300万円~ 正社員か地方公務員以上
・30代~ 個人個人事業主でも黒字で実態があれば可能
・40代~ 年収400-500万円~ +自動車・自宅といった担保のあるローン
意外にも現在のアメックスの審査対象の敷居は低くなっています。審査対象になるのと審査が通るのはまた別の話でありますが、収入の面ではアメックスほどの年会費を払えるぐらいの年収があれば問題ないと思っていても良いでしょう。
また仕事の属性についても上記に記載しましたように審査は幅広く対応しているようです。正社員であれば30代を越えていれば一定の収入が見込めるということで審査が甘くなるというような話もありますし、公務員や弁護士などの特定の資格を持つ職業でなくても問題なく審査の対象となっています。しかもアメックスは個人事業主に対してもしっかりと審査をしてくれています。個人事業主はクレジットカードが作りにくいといわれていますが、アメックスはブランドの価値として通常の審査だけでなく金融資産の保有なども審査の対象としています。そのため個人事業主であってもしっかりと貯金をしているなど手持ちが多くあれば審査に通ることもあります。
個人事業主の審査に関しては個人向けのクレジットカードに申し込むよりも法人向けカードを利用したほうがいいかもしれません。法人向けカードは個人事業主による利用も可能となっていますので個人向けのものとは違った視点での審査を受けることが可能となっています。

結論としてアメックスの審査はブランドの魅力とは裏腹に通常のクレジットカードと大差ないような感じがしています。年会費を支払う必要のあるクレジットカードは基本的に少し審査が甘くなる傾向もありますので、悩んだら一度申し込んでみるのも良いかもしれません、

■ブランドごとの審査のまとめ

ここまでブランド別の審査について紹介してきましたが、ぶっちゃけるとクレジットカードの審査はブランドよりもカードに依存します。そもそも、カード会社によって審査を行う機関が異なり、発行会社自体が行うこともあれば、審査を請け負う会社に委託することもあります。また、一般カードとプラチナカードであれな、当然プラチナカードの方が審査が厳しくなる傾向にあります。したがって、審査の通りやすさを考慮して国際ブランドを選ぶのはあまりおすすめしません。というか意味がありません。

審査の通りやすさを考慮してブランドを選ぶよりも、まずは使えるお店の数で選ぶことをおすすめします。基本的には、世界中で使えるVISAブランドのカードを最初に持っておくべきでしょう。国内での利用に限るなら、JCBブランドでも構いません。そして2枚目のカードに入会する際には、1枚目とは異なるブランドから選びましょう。複数のブランドのカードを持っておくことで、様々なお店で利用できるようになるでしょう。

ダイナースやアメックスに関しては、使えるお店云々よりも、特典を重視して入会しましょう。ダイナースブランド貸しを行っていないので必然的にダイナースカードを選ぶことになりますが、アメックスの場合はブランド貸しを行っているので、たとえばセゾンカードやMUFGカードに入会する際にも、アメックスブランドから選択できます。アメックスブランドは特典が豊富なので、他ブランドのカードよりも年会費が高額になる場合はありますが、特典を利用したい人にとっては満足度の高いカードとなるでしょう。